日本初のドクトル 佐藤進の遺墨

郷土の偉人である佐藤進(1845-1921)は、弘化2年に太田村の高和家に生まれ、21歳の時に順天堂の佐藤家の養子となりました。明治2年にドイツに留学して医学を学び、日本人で初めてドクトルの称号を得ました。帰国後は陸軍軍医を務め、大隈重信や李鴻章といった要人の治療にもあたり、明治41年には男爵を授かりました。また、故郷の教育のためにと太田進徳幼稚園の園舎や太田小学校の講堂の建築に際して多大な寄付を行い、常陸太田の近代化を支えた郷土の偉人の一人です。

■会期:
平成29年5月10日(水)〜7月12日(水)
前期:5月10日〜6月18日
後期:6月20日〜7月12日

■会場:
郷土資料館梅津会館1階企画展示室
常陸太田市西二町2186

■開館時間:
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

■休館日:
毎週月曜日

■入館料:
無料

■主催:
常陸太田市教育委員会

■協力:茨城県立歴史館、ヨネビシ醤油株式会社、秋葉総本殿可睡斎
高和 剛、石井 毅、石井 裕、石井 敏司、大須賀 克己、寺田 守